新海三社神社しんかいさんしゃじんじゃ

評価 ★★★★ [4.0]
社格 式内[論]/県社
所在地 長野県佐久市田口2394
駅名 臼田・龍岡城
参拝所要時間の目安 40分
訪問回数 1回
特徴・属性 他に類を見ない・独特の雰囲気
近隣の神社 英多神社
鼻顔稲荷神社
大伴神社

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交通アクセス JR小海線臼田駅より徒歩32分。
JR小海線龍岡城駅より徒歩29分。

[補足]
龍岡城駅はほとんどホームのみの無人駅。臼田駅は有人駅で待合室・トイレがある。
地図
トイレ ○あり

コメント

佐久地方一の大社である。本殿が3つあり、中央の中本社には建御名方命、西本社には事代主命と相殿に誉田別命、東本社には建御名方命の御子で佐久地方開拓の祖神とされる興波伎命(おきはぎのみこと)を祀る。このことから社名に三社と入っているようである。

信濃国佐久郡には英多神社、長倉神社、大伴神社の3つの式内社が存在し、諸説あるものの有力とされるのは安原の英多神社、沓掛(現在の中軽井沢)の長倉神社、望月の大伴神社であり、当社が入っていない。江戸時代には佐久地方一の大社である当社が式内社でないのは不自然であることから論争が起こったり、前述の3社が式内社であることを理由に当社祭礼における奉仕を拒否したという事件が発生したりしている。

佐久地方の総社であり規模や影響力で前述の3社を上回る当社こそが式内社であると考える人も多いらしく、当社を式内英多神社とする説があるとのことである。

当社は山の斜面を上っていく参道が独特で、参道脇の樹木や社叢が素晴らしい。これは実は英多神社にも見られる特徴である。実際のところ、少し似ていると感じたのである。だから、どちらかがもう片方を参考にしたという可能性もあると思った。当社が当時の式内英多神社であり、当社から勧請した安原が後から英多神社を名乗ったということも考えられなくはない。

また、神仏習合の名残である三重塔が当社シンボルとなっており、美しい神社風景を楽しむことができる。この三重塔は神仏分離の際に神社の宝庫であると申し出たことで破壊を免れたという貴重なもので、西暦1515年の建立とされている。

純粋な場の気としては一宮の平均には及ばない印象であるが、トータルの参拝体験としては非常に満足したため、評価は4.0とした。

なお、臼田駅または龍岡城駅から当社までの道の途中には龍岡城五稜郭というものがあり、また当社から8kmくらい先には日本で海から一番遠い地点なるものがある。

画像

由緒書・説明・境内図など

鳥居・境内・社殿など

境外・近隣の風景など