大井神社おおいじんじゃ

評価 ★★★★+ [4.0+]
社格 式内/村社
所在地 茨城県水戸市飯富町3475
駅名 水戸
参拝所要時間の目安 40分
訪問回数 1回
特徴・属性 好きな神社
知られざる名社
近隣の神社 藤内神社

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交通アクセス JR常磐線水戸駅より茨城交通バス石塚車庫行、御前山車庫行、野口車庫行、ツインリンクもてぎ行のいずれか29分、大井神社前下車すぐ。
地図
トイレ ○あり

コメント

常陸国那賀郡の延喜式内社、大井神社の論社。もう1つの論社は笠間の大井神社。

非常に素晴らしい神社であり、驚きと喜びの入り混じった感情が沸き起こる。心の底から感服。

バスの多い地域ではないので、参拝はバスの時間に合わせなければならない。事前の計画では当社の規模感がわからないので20分後のバスに乗るプランと1時間後のバスに乗るプランの2パターンを考えていた。当社はバス停の目の前にあるので一般的な式内社であれば20分後のバスに乗れるのではないかと考えていたのだが、見どころも多いため20分では時間が全く足りなかった。そして、この素晴らしい神社をたったの20分で後にするのは折角来たのにもったいないということも間違いないのである。

当社には藁宝殿(わらほうでん)と八方神という2つの珍しいものがある。詳細は旅行記を参照のこと。

2つの式内論社の比較という点では、あくまでも現状の比較にはなるが、やはり当社が優勢である。あまりにも素晴らしすぎる神社であるということと、もう1つは立地的にも当社の可能性が高いということも言えるのかもしれない。実はこのバス路線沿いには多くの式内社・式内論社が存在している。そちらも詳細は旅行記を参照のこと。

旅行記的なこと・もう一言いいたい

年末の時期に神社巡りをしていると、地元の氏子さんたちが境内の清掃や新年の準備をしているところに出くわすことが非常に多い。この日もそうだった。そして、その中のおそらくリーダー的な人が話しかけてきてくれた。これも、割とよくある展開である。

私が別の県から式内社の参拝に来たということがわかると、色々な説明をしてくれた。藁宝殿(わらほうでん)を是非見ていってほしいということだった。その時点で私は藁宝殿というものを知らなかった。藁宝殿は画像があるので、そちらも参照していただきたい。

藁宝殿というのは藁で作った氏神様の祠のことを言うのだそうである。

昔、川沿いの地域に集落があったのだが、水害が多いため、その集落の人たちがいよいよ山寄りの地域に移り住まなくてはならなくなった。その際に、当社に氏神様を祀らせてほしいということになり、その集落の8軒分の氏神様を毎年藁宝殿を作って祀っているのだそうである。

藁宝殿というのは毎年作るものなので、そういう意味では神社とずっとつながりを保つことになるのだが、藁宝殿の作り方が伝承されなかったりなどさまざまな理由によって、そのうちに藁宝殿をやめて石の祠になってしまう場合もあるのだという。当社の場合にも8軒のうち1軒は石の祠になってしまったのだが、そうするとやはり神社とのつながりが薄れてあまり神社に来なくなるものだそうである。

当社でもう1つの珍しいものが八方神というもの。方位の神様を八角形の形に祀っているものである。こちらも画像があるので、参照していただきたい。

この日は当社を含めて式内社・式内論社をバスを利用して巡ったのであるが、実はこのバス路線沿いには多くの式内社・式内論社が存在している。この日の参拝は以下の通りである。

水戸駅 ⇒ 大井神社(式内論村社、評価4.0+) ⇒ 藤内神社 ⇒ (式内論村社、評価3.5) ⇒ 青山神社(式内村社、評価4.0) ⇒ 阿波山上神社(式内郷社、評価3.5+) ⇒ 鹿島神社(村社、評価2.5+) ⇒ 石船神社(式内村社、評価4.0-) ⇒ 水戸駅

鹿島神社のみ石船神社に行く途中に立ち寄った神社だが、そのほかは式内社・式内論社。これらが1つのバス路線(水戸駅から茨城交通バス石塚車庫、御前山車庫、野口車庫方面)沿いに存在しているのである。そして、1日で巡るのにちょうどよい感じである。

画像

由緒書・説明・境内図など

鳥居・境内・社殿など