天満宮(赤土町)てんまんぐう あかづちちょう

評価 ★★+ [2.0+]
社格 式内[論]
所在地 茨城県常陸太田市赤土町
駅名 常陸太田
参拝所要時間の目安 30分
訪問回数 1回
近隣の神社 弁天様
金砂本宮
西金砂神社

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交通アクセス JR水郡線常陸太田駅より茨城交通バス大藪行52分、天神下下車すぐ。平日のみ1日1往復で、往復利用は不可能。
JR水郡線常陸太田駅より茨城交通バス久米十文字経由上宮田代行40分または藤田十文字経由上宮田代行1時間7分、金砂局前下車徒歩29分。
JR水郡線常陸大宮駅より茨城交通バス常陸大宮市内循環線左回りまたは三太の湯行7分、辰ノ口橋入口下車徒歩1時間44分、8.0km。

[補足]
JR水郡線山方宿駅より徒歩1時間55分、8.5km。
地図
トイレ ×なし
周囲もかなり広範囲にわたって公衆トイレ等はないので注意。

コメント

常陸国延喜式内社、立野神社の論社。ただし、創建は江戸時代であり、本来の意味での式内社ではない。可能性があるとすれば、元々の式内社が一度廃絶になり、江戸時代になって再建されたという説のようである。

そして、当社は公共の交通機関で参拝に訪れることが絶望的に難しい。だから、正式に式内論社から外れてくれたほうがありがたい。

しかし、常陸国の式内社巡拝が残り4社(この時の旅行までに40社に参拝済)まで迫っていた私は散々迷った末に、不可能に近い公共の交通機関による参拝を決行してしまったのである。

当社は小さな山の頂上にあり、252段の石段を上らなければならない。私の場合で境内入口から頂上まで約10分かかった。ただ往復するだけでも20分かかるので、参拝して写真を撮影してと考えると30分程度見ておく必要がある。

当社を訪れるだけでも大変なのに、石段を上るというのがまた大変である。そうまでして訪れるべき神社なのかというと大変疑問である。境内入口の鳥居付近に若干雰囲気があるものの、あとは私にとってはどうということのない神社であった。

参拝に訪れることの苦労については旅行記を参照のこと。

旅行記的なこと・もう一言いいたい

当社の目の前には天神下というバス停がある。しかし、JR水郡線常陸太田駅から出ている大藪行というそのバスは平日のみ1日1本しかバスがない。もう少しだけ本数が多いバス路線から少し歩く方法もある。同じく常陸太田駅から上宮田代行のバスに乗り、金砂局前下車徒歩29分。

しかし、どちらの場合にも共通する大問題がある。帰りのバスが存在しないのである。

これらのバスは、朝~午前中に常陸太田駅方面に出て、昼~夕方に常陸太田駅方面から戻ってくるという地元民のためのバスなので、午後になってしまうと常陸太田駅に戻る方法がないのである。当社から常陸太田駅までは15km以上あり、仮に歩けば3時間以上という距離感である。

帰りをどうするのかは大問題なのである。最も妥当というか、地図を見て誰でも思いつく方法がJR水郡線の山方宿駅まで歩くという方法。グーグルマップによれば1時間49分。まあ、これでも良いのかもしれないし、最初はこの方法を採用する予定だった。

ところが、交通機関の問題のほかにもう1つの大きな問題がある。当社を含めて周辺に公衆トイレが全く無いという問題である。

常陸太田駅から当社までバスで来るのだって1時間かかる。そして、当社は山の上に鎮座していることから参拝に30分。そして、帰りの歩きの時間。

単純に山方宿方面に歩くと、おそらく山方宿駅までトイレはない。公園も公共施設もないし、お店も(駅付近まで)ない。救いようがないくらいに何もない。

おそらく、当社付近において利用可能な唯一のトイレは当社の北500mほどの場所にある「西金砂そばの郷 そば工房」の店内トイレである。だから、ここで昼食をとるということは公共の交通機関による当社参拝計画には必須である。もちろん、定休日と営業時間も考慮に入れる必要がある。

先に当社参拝を済ませてからそば工房で昼食をとり、山方宿駅まで歩くのなら問題解決である。ただ、先に当社参拝をすると14時(コロナのため時短営業だった)までというお店の営業時間的に微妙である。当社参拝にどれくらい時間がかかるかは事前には分からなかったので、逆に先に昼食をとってから当社参拝して山方宿駅まで歩く方法は不安が残る。

最終的に捻り出した解決案は、当社から見て南南西方向にある辰ノ口親水公園まで歩くという方法。ここには確実にトイレがある。ただ、ここまで歩くのだって当社から6.0km、1時間15分ほどかかる。しかし、駅に着くまでほぼ確実に何もない山方宿ルートよりは安心である。

もっとも、辰ノ口親水公園自体が駅から離れているので、そのまま南南西方向に常陸大宮駅まで歩くとなれば山方宿ルートよりも歩く距離がかなり長くなって大変である。しかし、あと25分だけ頑張って歩けばバス停がある。辰ノ口橋から久慈川を西に渡って大通りに出れば辰ノ口橋入口バス停があり、茨城交通バス大宮駅前行に乗ることができる。辰ノ口橋入口バス停の前にはコンビニがあり、ここでコーヒーを飲んで休憩・時間調整もできるし、ルートとしての安心感もある。実際、私もここでコーヒーを飲んでバスを待った。

結局、公共の交通機関と徒歩だけで当社参拝をどのように実行したのかをまとめておきたい。

常陸太田駅[11:53]-(茨城交通バス大藪行)-[12:46]そば工房バス停-西金砂そばの郷 そば工房-(徒歩)-[13:25]天満宮[13:55]-(徒歩)-[14:25]金砂本宮[14:40]-(徒歩)-[15:30]辰ノ口親水公園[16:00]-(徒歩)-[16:25]辰ノ口橋入口バス停&コンビニ[16:47]-(茨城交通バス大宮駅前行)-[17:00]常陸大宮駅

でも、これだけの苦労をして訪れる価値のある神社かといえば、そんなことは全くない。式内社の巡拝をしているマニア、それも車を使えない人だけに意味のある話である。

昔は歩くことにそれなりに自信があったし、楽しかったのだが、年齢とともに体力も根気もなくなってきて、大変だと感じることが多くなった。

こういうマニアックで無理矢理な参拝もそろそろ終わりだと思う。

画像

由緒書・説明・境内図など

鳥居・境内・社殿など